たるみという言葉を聞くとみなさんはどんなことを連想しますか、思わず自分の顔を触ってしまったり、鏡をのぞいてみたい衝動の駆られたりするのではないでしょうか。それほどまでにたるみというのは私たちにとってはとても大きな問題になりつつあると私は思っています。特に年齢を感じさせるのがたるみです。顔全体がたるんでくるとそれによって、年齢を感じさせるようになってくるものなのです。それがやはり問題となるのではないでしょうか。
たるみを感じるようになると、なんとなく年を取ったような気になるのはなぜなのでしょうか。余分な脂肪が顔全体をおおっているようなきになるからなのかもしれません。若い頃はハリがあり、ぴんと顔の筋肉全体が引き締まっていたのに、年齢を重ねるにしたがって、だんだんとその緊張感が足りなくなってくるように感じます。それがたるみが加齢を感じさせる要因となっているのです。
たるみというのは若い頃はあまり感じることがありませんでした。若いうちは顔全体の筋肉もしっかりと作用していたためにたるむこともありませんでしたし、機能的な面でもそれほど問題はありませんでした。ところがだんだんと時がたつにつれて、どんなものでもゆるみがちになってくるのです。それは顔の筋肉も同じこと。だからそのためにたるみは年齢を感じさせる要因ともなっているということができるのではないでしょうか。
たるみというのは顔の年齢を感じさせることにもなるわけですが、たとえを用いてもう少しわかりやすく説明してみましょう。たとえば、ズボンなどのゴムです。ルームウェアなどのように、ゴムを利用して腰回りを支えているズボンなどは最初の内はきちんと腰にフィットしていますが、だんだんと使っているうちにゴムが伸びてきて、ゆるゆるになってきてしまいます。それは時間がたつにつれて、ゴムの引き締め強度がゆるくなってくるからです。
たるみというのは、そういったゴムと同じような作用があると考えて良いでしょう。そういったことがあるから、だんだんと顔がゆるんできているように感じたり、年齢をそれによって感じるようになったりしてくるのです。それがたるみの一番年齢を感じさせる理由だと言って良いでしょう。