たるみというのは顔全体に感じる場合もあります。また、顔の部分部分で感じるという人もいるのではないでしょうか。つまり人によってそれぞれたるみが特に感じられる部分というのは大きく変わってくるということなのです。ですから、たるみを感じるという人は、そういった自分にとってのどういう部分がたるんでいるのかをきちんとチェックするようにこころがけてください。そのためにも日頃からきちんと鏡に映る姿をチェックしておくことをおすすめします。
たるみを感じる場合には、ふとした時が多いようです。何気なく取った写真を見て、なんとなく年齢を感じるということもあるでしょう。その要因もいろいろです。たとえばシワやシミといったことが年齢を感じさせるという場合もあります。そしてその要因のひとつの中にたるみというのもあるわけなのです。ですから、たるみをなんとなく感じているという場合には、鏡を良く見て、どういう部分にそのたるみを感じるのかを自分なりに分析してみてください。
たるみを感じる場所としては、前述した場所以外にも、たとえば目元などでも感じる人がいるようです。目元の薄い皮膚の部分がたるんでくると、いわゆるクマが目立ってきます。これもまたたるみの一種なのです。涙袋と呼ばれるしたまぶたの部分がたるんできて、眼球を保護している眼窩脂肪を支える皮膚がゆるんでしまいます。これもまたたるみの一種だということがわかるでしょう。
たるみというのはこのように、顔のさまざまな部分に出てくるものです。そして、そういったことはすべて肌の奥の真皮に原因があるのです。加齢によってコラーゲンやエラスチンなどの変質や減少などによって真皮が衰えてきます。そしてその下の皮膚組織を支えきることができなくなってくるのです。それによって支えを失った皮下組織は、重力に引かれてどんどんと下がっていくでしょう。
たるみの要因はその他にもいくつか考えられるそうです。紫外線によるダメージによって、皮膚の力がなくなるということもあります。日焼けやストレスによって活性酸素が増加し、乾燥しやすくなり、それによって肌のハリや緊張感がなくなり、そのことがたるみを引き起こすとも考えられています。そういったさまざまな要因が重なってたるみというのは起こるので、それらをふまえてたるみを解消する必要があるのです。